キング・オブ・民俗学『遠野物語』


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001 2011/07/17(日) 15:42:58 ID:n1KQv1EsU6
初版が刊行されて、なんと100年。時代がすぎても今なお語り継がれる民俗学のスタンダードナンバー、
それが民俗学の父・柳田國男による『遠野物語』。

天狗、河童、座敷童子など妖怪にまつわるものから、山人、マヨヒガ、神隠し、死者などに関する怪談。
さらには祀られる神、そして行事・奇祭など多岐に渡り、岩手県遠野の魅力とコワ〜イ怪異がぎっしり詰まっている。
それのみならず。各エピソードは短いながらも、想像力を喚起させる散文で構成され、単体の文学としても誉れ高い。

余談だが、おれは『遠野物語』に触発される以前から、某テレビの旅番組で花巻、遠野を紹介する回で魅了された。
死ぬまでに岩手県花巻〜遠野へ旅行したい。ていうか、晩年は遠野で住みたいとすら思ってるほど。
きっとおれの前世は遠野の住人だったに違いない!

ふるさと遠野安住プラザ で・くらす遠野
http://www.dekurasu.com/

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002 2011/07/17(日) 15:50:04 ID:n1KQv1EsU6
昨年は生誕100年目を記念して、水木しげるが漫画化した。
ある意味、遠野物語を漫画化するにおいて、もっとも適任であろう。
山奥の怪しさや妖怪や山人などがユーモラスに描かれていた。

諸星大二郎も古くからの柳田信奉者であるが、いかんせん画がナニすぎる。

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003 2011/07/17(日) 22:31:38 ID:jzjmeKFKzg
オシラ様

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004 2011/07/17(日) 23:31:12 ID:73q51zoYXE
キング・オブ・民俗学じゃないわなw
ドラえもん的な名作ではあるが。
なんと言っても子供向け。
もちろん善い意味で。

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005 2011/07/21(木) 03:48:19 ID:luE4SN39aI
しかし、ビックリするくらいレスがつかないな……
いかんせん、明和の住人は読書しないだろうし……

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006 2011/07/22(金) 15:21:03 ID:Wo0xJucwd.
>>2
諸星信者の俺が来ましたよ。
だいたい諸星が漫画化なんてするわけない。モチーフにはするだろが

遠野いいところだよ。何にもないが。

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007 2011/07/22(金) 15:39:23 ID:tMrpSgdBms
>>6
BSマンガ夜話のモロ☆の回で、夏目房之介がこんなこと言ってたな。

ともに手塚治虫の葬儀に参列し、たまたま帰りのタクシーにモロ☆と一緒に乗り込んだ。ともに初対面。
夏目は以前からモロ☆作品に興味があったため、なんとかして話しかけるきっかけをつかもうと隣を見た。
モロ☆は黙りこくったまま読書している。見れば、それは柳田國男の本。
いかにもって感じの想像してたとおりの姿に、夏目はのけぞった。
まさにツッコんでくださいと言わんばかりだったと言ってたな。

……結局、話せたかどうかまでは言及しなかったけど。

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008 2011/07/22(金) 20:58:22 ID:LgYAjn9y7c
>>5
キング・オブ・民俗学ってタイトルのせいでしょ
民俗学の勉強をしてる人からすると柳田國男はエセ学者
イデオロギーの臭いがプンプンするんだよ
遠野物語そのものは素晴らしい文学なんだけどね

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009 2011/07/23(土) 03:19:59 ID:t42yf812zM
>>8
イデオロギー?
なんじゃそら。南方熊楠と双璧を成す民俗学者ですよ?

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010 2011/07/23(土) 17:52:14 ID:64AptMCUX.
>>2アクションの花輪先生はどう?

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011 2011/07/24(日) 06:07:02 ID:aVyswNEo7A
民俗学じたいがエセ学問
今では迷走して蒸発中

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012 2011/07/24(日) 12:17:10 ID:wx9jibNc2k
>>11
大学にはちゃんと民俗学の専攻があってな(略)

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013 2011/07/24(日) 13:56:02 ID:7eMBotcPq2
>>11
高卒?
文学部の史学科とかには「民俗学専攻」ってのがあるぞ。

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014 2011/07/25(月) 00:32:59 ID:HLaFjfoKu2
>>12
>>13
知ってるよそんなの、Fランのわけわかんねー大学にごく稀にあるよね。
ただの田舎趣味と妖怪趣味のゴミ集め学問。
都市の研究では三流フリーライター以下。
つーか文学部って時点でもうね

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015 2011/07/25(月) 09:31:51 ID:b/T1tPuEmA
>>14
ずいぶん下劣な文章を書くな、お前。
見てて気分悪いわ。間違いなく教養は無いな。

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016 2011/07/26(火) 08:52:56 ID:Bi0Xp1aS5.
教養があるからこそ批判できるんだよ。
最近読んだ民俗学者の本ではユングの理論を援用してたが
まさしくあきれはてたな。
忠告するが民俗学者は一度哲学史を最後まで勉強した方がよさそうだ。
教養のない奴ほどこんな子供だましにコロっとやられるんだろうなあ。

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017 2011/07/26(火) 19:29:21 ID:IxOrSMpjO6
まあまあまあまあ……ケンカなさらずに。
タイトルが気に食わないのなら謝る。でも、おれは『遠野物語』は純粋に文学として好きだし、
柳田國男は偉大な民俗学者の父だと思ってる。氏を腐されると我がことのように悲しい……

そもそも、たかが掲示板の一スレじゃないか。そうギクシャクしないでくれ。
もうケンカはなしな。イヤならスルーして頂戴。

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018 2011/07/28(木) 22:03:05 ID:Frskr.NZFY
地域の妖怪譚などとともに、当時の犯罪ゴシップネタのような話題も混ざっているのが面白い。家庭内での刃傷沙汰みたいな話や、はじめて上空に飛行機が飛来した時の話とか。
著者はどのようなつもりでこのような話題を混在させたのだろう。

似たような傾向のものとしては、江戸期の『稲生物怪録』や平田篤胤の『仙境異聞』などはかなり面白いよ。『稲生』に出てくる物怪はかなりシュールで、使徒に引けを取らないw
平田篤胤もそうだけど、イデオロギー云々でこんな面白い学者を遠ざけるのは、もったいないね。哲学者だってけっこう各々が好き勝手言ってて、怪しいもんだ。
そういえばハイデガーもかつてはイデオロギー的読み方(葉隠れ的な)をされていた時期がありましたね。

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019 2011/07/29(金) 07:45:29 ID:V1x9xwP/P2
文学なんてものは基本的に普遍性を取り上げても面白味は出ないので
流行るものはたいていイデオロギー的だという解釈もある

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020 2011/08/01(月) 07:54:56 ID:z8iESKc81U
14さんの視点が正しい
くだらない

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021 2011/08/03(水) 03:43:53 ID:X4ns2fPZCk:au
遠野物語を水木しげるに書かせたいとか言ってる時点でスレ主はたかが知れてる。
遠野物語が子供向けとか言ってる人も残念だ。
遠野物語を「キングオブ民俗学」とか表現するのもどうかと思うし。
誰かが言ってるように民俗学はとても曖昧な学問で、文化人類学とも言えるし、文学だとも思える。
遠野物語っていうのは著者不明な著者多数のフィクションノンフィクション脚色多数のごちゃ混ぜの短編集なんだよ。

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022 2011/08/03(水) 15:27:00 ID:1PmzioKGto
023 2011/08/03(水) 19:43:06 ID:Sn8g6fUiSQ
>>21の言ってることが断然 正しい

むしろ反感を買うよーなことを意図的に述べているスレ主の
企みに引っかかんなっての

つーわけでこのスレ終了

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024 2011/08/03(水) 21:38:20 ID:wercPTcSoY
>>21>>23
自演だな

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025 2011/08/04(木) 10:53:53 ID:BP89ajKpV.
まあ、それほどスレタイがお気に召さないと言うのであれば、
管理人に削除を依頼しときますよ。これはおれの不徳の致すところ。誠にすみませんでした。
これ以上、荒れるのは亡き柳田氏に失礼だし、何より今現在、民俗学に携わっている人、
皆さんに迷惑がかかるのは申し訳ない。

ただ、これだけは言わせていただきたい。負け犬の遠吠えとでも笑ってくれてもいい。
民俗学をエセ学問と決め付けるのは、同時に彼らの人格・生き方すら否定しかねないのですよ? 今現在、それに関わっていらっしゃる人は大勢います。
果たして、面と向かってそんな浅はかなことを彼らに言えますか?
間違いなく、襟首引っつかまれて、一発もらいますよ?
逆に考えてご覧なさい。あなた方が、自分の生き方を否定されたら、どう反応しますか?

最後に・・・おれは柳田氏は間違いなく偉大な民俗学者と思っており、
遠野物語は紛れもなく民俗学の金字塔だと信じています。

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026 2011/08/04(木) 21:00:47 ID:EWtL1bzYaU
>>25
自分の考えをちゃんと主張できるのは良いことだし立派
主張をちゃんと受け止められたから批判が出て来るわけで
それはまっとうな議論の姿そのもの
負けずに我が道を行け!がんばれ

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027 2011/08/04(木) 23:05:41 ID:wnKLqmixAE
水木しげるの遠野物語は糞だった。諸星は認める。

芥川の小説なんか読んでると柳田が権威のように書かれてる下りがママあるし
子供向けと断じてしまうのは安易だと思う。


>>16
哲学も離れてるし、やるなら宗教社会学か文化人類学、
フレイザーとかバルトでもやってたほうが、万倍もいい気がする。

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028 2016/08/24(水) 01:39:16 ID:lOy6pWyY16
三角寛の『山窩奇談』が面白いようだね。
アマゾンのレビューがなかなか秀逸だったので、1966年版を読もうと思う。
数年前に復刻された文庫版は、ヤバイところとかカット・修正してそうだし。
三角は民俗学者ではないけど、興味の方向は『遠野物語』と重なる部分があるように思う。

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029 2016/08/31(水) 11:36:30 ID:qkj2IsP6NA
>>28
馬鹿現る。

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