筒井康隆のベストは何だろう?
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001 2011/04/14(木) 21:07:30 ID:rhTJwEmV8w
おれは「エロティック街道」「脱走と追跡のサンバ」がすごく好きで
いまだに5年くらいおきに読みたくなる。
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101 2012/07/09(月) 08:40:44 ID:dWBbHQCRBc
88までレスが進んでようやく家族八景。
おれもあの3冊がとっかかりだっただけに気に入っている。
ドラマより映画より本がいい。
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102 2012/07/09(月) 17:16:37 ID:zB/y0Ly1MI
103 2012/07/09(月) 17:31:25 ID:xspirhvzSY
104 2012/07/09(月) 18:39:23 ID:zB/y0Ly1MI
>>103 俺は好きだけどね。
でも、あれは文芸批評を意図的に浅はかに書いてるんじゃない?
だから「唯野教授」なわけで。
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105 2012/07/09(月) 21:29:39 ID:xspirhvzSY
筒井康隆はやりたいことしかやらない
そこが浅い
たとえば文学部唯野教授だったら講義を小説にしたい
それも教授は博覧強記の人物、色々と難しい作家や思想家をテーマに話してやろう
大学の裏話っぽいものも入れてやりゃ意欲的なものになるだろう
そういうやりたいことがわかってて、それ以上の面白さがない
見え透いてるな、と醒めた読者は思う
よく筒井康隆の信者がマイベストに挙げる『わが良き狼』なんかはその最たるもので、お涙頂戴もののパロディで狙いすぎな作品
『関節話法』の場合、もしただ関節で会話するだけの小説だったら、醒めた読者からしたら「作者頑張ってるな〜」と見下されるような作品
しかしこの作品の場合は筒井康隆のユーモアセンスが爆発している
唖の人物がペラペラ喋るシーンで完全に負けた
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106 2012/07/10(火) 07:51:04 ID:0BVoTaLMfM
>>105 まあ如何にもな筒井節はわからんでもないが
少なくとも唯野教授で、あれ以上の「タダノ」ぶりを発揮できる手法と言うと
どういうことが考えられる?
俺は当時哲学やってて、そりゃ、学問的には彼の文章は浅いけど
その浅薄さを表現したのがアレだと思う。
プラハ言語学派が芸術批評のパクリだなんて言っちゃって、
学者からは大分批判を受けたようだけど、それが味噌じゃないかな。
高橋源一郎読んで、文学批評が浅いなんてこと言う人がい兄のと同じように思うけどなあ。
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107 2012/07/23(月) 12:03:07 ID:7JtdFSWqJs
『聖痕』
朝日新聞で
筒井の連載始まったけど読んでる人いる?
玉のようにかわいい男の子が
変質者におちんちんとたまきんをちょん切られた話だけど。
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108 2012/07/24(火) 20:21:10 ID:YBlR5a4uAg
109 2012/09/02(日) 22:57:54 ID:Ln1tjllKWc
新聞社が小説の検閲なんかしないよ。
渡辺淳一の「失楽園」というポルノ小説は日経に連載されてたんだぞ
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110 2012/09/02(日) 23:53:50 ID:NEnNqKsL2o
111 2012/09/03(月) 16:31:29 ID:AZPUyipfrk:au
アルファルファ作戦という短編集を読んだ。
老人問題、人口増加、NHK、痴漢冤罪など起こるべくして起きたかのように、現代のメインテーマを扱った作品の存在に驚かされました。
小気味良い小品群。
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112 2012/10/12(金) 01:43:47 ID:REWebkKFUo
113 2012/10/14(日) 18:44:57 ID:LsdITtPlXc
腸がねじれて異次元に繋がったせいでウンコがあっちの世界に行ってしまうが、腸のねじれが
直った途端、そのウンコが全部こっちの世界に帰ってくるって話があったよな。
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114 2012/10/15(月) 23:05:15 ID:4R/PMlVfak
115 2012/10/16(火) 01:51:13 ID:VIwxvIB9Ks
>>113 「にぎやかな未来」所収の「腸はどこへいった」ですねw
たまたま最近読み返す機会がありました
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116 2012/10/16(火) 13:08:43 ID:NUfvJkr2T2

むかし筒井が、バリウムを飲んだら真っ白のウンコが出て、
面白いから洗って乾かして床の間に飾った、という話をどこかで読んだ事がある。
SFということで考えると個人的には「幻想の未来」がベストかな。
とてもよく似た話で、「愛はさだめ、さだめは死」というジェイムズ・ティプトリー・Jr.の
ネビュラ賞受賞作があるが、年代を調べると筒井の方が早い。
1962年「無機世界へ」(後の「幻想の未来」の原形)ハヤカワ・SFコンテスト選外佳作
1971年「幻想の未来」初版
1973年「愛はさだめ、さだめは死」ネビュラ賞短編部門受賞
もし英訳されていれば、ヒューゴ賞でもネビュラ賞でもとれていた作品だと思う。
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117 2012/10/16(火) 23:09:51 ID:bpNcFto53U
118 2013/02/21(木) 23:32:52 ID:B0a9Tb3BCY:DoCoMo
ベタで七瀬三部作
何度となく読み返している。
短編なら日本以外全部沈没。小松左京氏に許しをもらってここまで徹底したギャグは凄い。
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119 2013/05/06(月) 23:04:52 ID:MygKxtpUno
「大いなる助走」
初めて読んだのは「七瀬ふたたび」
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120 2013/05/08(水) 00:25:42 ID:M39eci55kk
自分の頭じゃ理解不能な作品が多かった記憶がある。
オチがない作品がたまにあるから文章を読み慣れてないと理解できない。
作品名忘れたけど荒廃した世界観で塩肉なんかを食べながら旅してる。
読み進めていくと文章が途切れ途切れになってきて幼稚園のシーン何かが出てくる。
結局最後までオチがなく意味がわからなかった。
活字なんて普段は見ないのに何かのきっかけで最初に星新一にハマって
そこから筒井康隆に行ったからギャップがありすぎてついていけない。
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121 2013/05/10(金) 11:14:39 ID:LlzOTDjmxI

やっぱ、
>>1と同じで「エロティック街道」。なんだろうなあの良さは。
あと、「遠い座敷」とか、「屋根」だったかな。珍爆シチュリームとか出てくるやつ。
「寝る方法」とか「読者罵倒」とかも凄く好み。
長編では、ダントツで「虚航船団」(函入ハードカバー版限定)。これは個人的にはノーベル文学賞を授与したい。
「美藝公」(横尾忠則絵ハードカバー版限定)も好きだなあ。何度も読んでしまう。
きりがない。
「旅のラゴス」は、筒井さんの中では小品な感じなんだけど、なんであんなに過大評価されてるんだろう。
もちろん、素晴らしい作品だけど。
普通、筒井作品とか読まない人が、読みやすそうだからと手にして、レビューして自己満足しているように見えた。
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122 2013/05/13(月) 14:07:14 ID:KlKiL4IIak
http://www.msn.com/ google or yahoo
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123 2013/05/17(金) 01:01:30 ID:P4nJywIWo6
http://wikipedia.org/ wiki
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124 2013/05/17(金) 02:46:07 ID:P4nJywIWo6
http://www.yandex.ru/ best site
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125 2014/06/29(日) 22:53:23 ID:xSlCNRMvFo
126 2014/07/07(月) 21:44:12 ID:eOwTim0kkY
七瀬三部作 なんだかんだいって一番読みやすい。
次点はエロチック街道、家に残ったのはこれらと山下洋輔。
虚構船団はついていけなかった。
問題外科、えんがっつぉ司令塔のような気持ち悪さ。
あの手のものが苦手だと範囲が狭まる。
関節話法は題名でわらえる。
ペニスズメのでてくる奴なんだったっけ? シドニア?
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127 2014/07/19(土) 23:34:36 ID:Ii8Iv/yveM
虚構船団でええわ
虚構船団が最初に読んだ作品でもある
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128 2015/08/25(火) 00:46:19 ID:2TTDUwpv9I

高校生の頃、筒井康隆を夢中で読んでた。
夏休みの読書感想文で、「幸福への限界」について書いた。
校内のコンクールで入選して、メダルを貰った。
検索すると「おれに関する噂」という短編集の中にあったようだ。
絶対もう一度読もうと思っている。
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129 2015/08/25(火) 09:20:36 ID:rbjxW76w.E
高校生の頃はまって¥100古本で文庫たくさん買って読んだなあ
厨側に振れてたので「テレビ譫妄症」とか好きやったなあ
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130 2015/08/25(火) 20:57:21 ID:Rbzg0t.1yc
「薬菜飯店」が好き
しかしこのスレ長寿だなあ
明和でも最高齢じゃない?
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131 2015/09/12(土) 02:46:18 ID:sqgW.JYScU
ネットの黎明期、朝日新聞での新聞連載と同時にネットで読者の意見を聞きながら話を作っていくという企画の「朝のガスパール」
そのネットでの会話のやり取りをそのまま出版したのが「電脳筒井線 vol.1〜3」
ネットと言っても登録制のネット通信だが、どこにでも荒らしは居るもので・・
訳の分からない事カキコしまくって荒らしまくってたのが、実は朝日新聞社員だった。
あまりの荒らしっぷりに腹に据えかねた筒井氏が、作品上で素性と本名を晒すと宣言した途端、土下座・謝罪のオンパレード
その様子までまるごと収録されててワロタw
当時からやりたい放題だったんだな在チョン・・
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132 2015/09/12(土) 11:56:18 ID:BTeQYs3b8g
「あの2人様子が変」って短編も好き。「遠い座敷」系の架空和風建築もの。
「エロチック街道」といい、氏って幻想的なものに思いっきり俗っぽいタイトルつけるクセがあるね。
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133 2015/09/12(土) 12:48:35 ID:GpAVqKOMgY
134 2015/09/25(金) 01:23:01 ID:nu0wPJiQFQ
135 2015/09/25(金) 12:55:00 ID:IRDwgH5dlc
136 2016/06/20(月) 06:51:25 ID:zQqar.VMx2

「ビアンカ・オーバースタディ」
時をかける少女の作者が・・・・・
と文庫本の帯に書いてあったので、読み終えたら中学生の息子に読ませようと
思って購入してよんだら、エロくて与えられる本ではなかった。
電車の中で読んでて、カーラーイラストの頁が恥ずかしかった。
ライトノベルなるものを初めて読んだ。
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137 2016/07/02(土) 07:02:19 ID:CPbetSIsdM
>>109 検閲するでしょ。
慰安婦捏造事件で架空の新聞社社長が群衆からリンチに遭う話を書いたら100%休載w
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138 2016/07/04(月) 22:33:55 ID:93s.I9EoHM
朝日新聞社を舞台に「公共伏魔殿」みたいなの書いたら面白そうだが、検閲により休載だなw
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139 2016/07/05(火) 21:07:20 ID:twn7iymKiE

なるほど、「語尾にW」ですね。
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140 2016/07/17(日) 00:33:22 ID:WFg6LMaHTM
笑いの無い全体主義国家。まぁ筒井的世界だなw
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141 2016/07/17(日) 00:52:49 ID:CNhZlziByc
朝日紙上で語尾にwをつけたら検閲で死刑w
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142 2016/07/24(日) 13:34:47 ID:RqmO3Q8dcA
「俗物図鑑」の痰評論家がストローで、、、
痰壺なんて知らない世代だけど吐き気を催した。
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143 2018/10/31(水) 11:04:56 ID:id6mVgtLrY
144 2019/06/09(日) 15:37:12 ID:/yA616Id.g
俺的には「旅のラゴス」は筒井作品の中でも中の下って程度。
ろくに小説読んだことない奴が読み易いから喜んでるだけじゃねえの。
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145 2019/06/22(土) 21:17:41 ID:Qd1pL96ieQ
>>144 まったく同感。
誰かのレビューがネットで拡散したんだろうね。
筒井御大は元気で長生きして欲しいが、いつか崩御されたら、
「時をかける少女」「旅のラゴス」で知られる、、と付くのかね。なんかなあ。
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146 2019/06/25(火) 16:37:03 ID:aSDtNawmO.
妙に心に残っているのは、鍵
俺自身もいつか最後にはその戸を開くのかのもしれぬからか
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147 2019/07/13(土) 21:42:38 ID:ZD6nRUDnI.
「くさり」
盲目の少女の一人称で書かれているので、実際に何が起きているのかは想像するしかない。
恐怖小説としては一番好き。
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148 2019/08/03(土) 23:33:29 ID:0nMKRxCxEc
ヨッパ谷への降下 はだめかい?
夢の検閲官 も好きだなぁ。
保取り 保取り
保取り
保取り
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149 2019/08/04(日) 19:10:05 ID:4pcHXAT6Sw
150 2019/08/05(月) 15:45:20 ID:3A.CgsjGiI
和風建築物
「家」
「東京幻視」
「遠い座敷」
「エロチック街道」
「あの二人様子が変」
「屋根」
「ヨッパ谷への降下」
「谷間の豪族」
「夢の木坂分岐点」
…他に何かあるかな。
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