芥川龍之介 「歯車」


▼ページ最下部
001 2011/01/31(月) 21:25:20 ID:GbRAYaJDRQ
「僕」と語る主人公がレエン・コオトを着た幽霊の話を耳にする。特に気にしないでいたものの、
その後事あるごとにレエン・コオトが現れ、「僕」を悩ませる。
後になって、このレエン・コオトは義兄・西川豊が轢死したとき身に着けていたことを知る。
僕」は表面上はごく自然に振る舞っているが、奇妙な暗示と符合はレエン・コオトのみに留まらず、
赤光、黄色いタクシー、黒と白、もぐらもち、翼、火事、復讐の神などが繰り返し現れる。
やがて視界には半透明の歯車が回りだし、その数を増し、あとから激しい頭痛に襲われる。
「僕」がそれらの不可解な暗示を恐れ、心理的な迷路の中でさまよい、もがき苦しむ様子が淡々とした語り口で描かれている。

返信する

※省略されてます すべて表示...
024 2011/04/10(日) 07:28:21 ID:aLEBmA.yyY
結局、芥川も太宰も三島もナルシシズムの反動でああなってしまった様な気が。

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:13 KB 有効レス数:24 削除レス数:0





本掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

スレッドタイトル:芥川龍之介 「歯車」

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)