車輪の下


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001 2011/07/28(木) 06:37:04 ID:2ufM.5KjwU
天才的な才能を持ち育ったハンスという少年は、エリート養成学校である神学校に2位の成績で合格する。
町中の人々から将来を嘱望されるものの、神学校の仲間と触れ合ううちに、勉学一筋に生きてきた自らの
生き方に疑問を感じる。そして周囲の期待に応えるために自らの欲望を押し殺してきた果てに、ハンスの
細い心身は疲弊していく。勉強に対するやる気を失い、ついに神学校を退学する。
その後機械工となり出直そうとするが、挫折感と、昔ともに学んだ同級生への劣等感から自暴自棄となり
慣れない酒に酔って川に落ち溺死する。

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002 2011/07/28(木) 08:14:17 ID:SyrcNcCqOM
上巻説明無しじゃよく分からん。
出直してこい。

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003 2011/07/30(土) 04:16:04 ID:tpdtgzpjzo
ヘッセに嵌りすぎなヤツは痛いのが多い

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004 2011/08/02(火) 20:59:25 ID:c1OysNxC2A
センターの愛読書だよな

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005 2011/08/07(日) 12:56:30 ID:IMlxnYjHKc
ヘルマン・ヘッセ : トーマス・マン
車輪の下     : ラテン語学校生
青春は美わし   : トニオ・クレーゲル

マンの方が傷が浅い内に主人公は救われる確率が高い・・・
別に青春は美わしだって主人公は大丈夫っぽいのだが。  

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006 2011/08/08(月) 15:23:42 ID:ya/KJ8t4fw
デミアン、春の嵐も昔読んだ。
今くすんだ心で読み直しても感動しないんだろうな。

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007 2011/08/27(土) 12:58:08 ID:6bZ1rO6l4Y
ヘッセとか懐かしすぎ。
高校卒業までには
読んでおかないとダメな作品だろ。
「読書感想文」の本だよな。

神学校とか日本人にはハァ?な感じで
感情移入はまったくできないけど。

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008 2011/08/27(土) 18:22:43 ID:YV3u48HSs.
>慣れない酒に酔って川に落ち溺死する。

たこ八郎とか尾崎豊とか

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009 2011/08/28(日) 01:41:13 ID:oV/JPJ0YFU
俺が最も敬愛する作家だな
この人ばかりは"本当に"頭がよくないと駄目
左脳だけじゃなくて、神秘主義的な、感覚的な知性(右脳)のほうが重要だからね
そういう深いところまで共感出来てないガキの"好き"と、本当にヘッセを理解している
ごく一部分の知的エリートとは次元が違うよ
『荒野の狼』で、「わたしたちは次元を1つ余計に持った人間なのよ」って台詞を読んだ時、電撃が走ったわ

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010 2011/08/28(日) 03:12:48 ID:lOA84P1sOQ
ふーん
電撃が走った自分が好きな奴ってダサいよね

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011 2011/08/28(日) 04:44:50 ID:iPFQzjvCgw
ヘッセは仏教的なのが不思議。
どんな宗教も頂上は同じという事を聞いたことがあるが
ヘッセの文学はその頂に踏み込んでいると思う。

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012 2011/08/28(日) 06:13:12 ID:oV/JPJ0YFU
>>11
『シッダールタ』書いた作家に仏教的なのが不思議って…。
半可通以下だな。

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013 2011/08/28(日) 08:38:57 ID:iPFQzjvCgw
>>12
だから不思議じゃね?って意味

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014 2011/08/28(日) 08:46:14 ID:iPFQzjvCgw
>>13の補足

例えば瀬戸内寂聴が釈迦の話を書いているけど
非常に表面的で仏教的ではないのに
ヘッセはなぜ書けるのかな、と思いませんか?という不思議。

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015 2011/08/29(月) 00:04:17 ID:s4HYVA3HpA
瀬戸内寂聴の著作は読んだことないな
想像するに、キリスト教における遠藤周作みたいなものなのか
『わたしのイエス』はどうしようもない駄文だったな
仏教系の大学時代のエピソードだが
自分と同じくヘッセを敬愛していた大学教授がヘッセについて語ったときに
俺はいまどきの大学生には珍しくその教授に色んな意見をぶつけたんだが

俺「ヘッセは最終的には仏教徒だったのか、それともキリスト教徒だったんですか?」
教授「」

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016 2011/08/29(月) 03:28:22 ID:ZUmFIUb8ng
>>15
瀬戸内寂聴の釈迦は手塚マンガよりも酷いレベル。

仏教系の大学時代と書かれているので質問。

近代のヨーロッパでの仏教研究は日本よりも進んでいると聞きますが
ヘッセの時代からもあったのでしょうか?
それともヘッセ以降の影響なのでしょうか?

ヘッセがどのようにして仏教思想を体得していったのかが
今ひとつわかりません。

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017 2011/08/29(月) 07:57:46 ID:s4HYVA3HpA
ヘッセがインド方面に興味をもったのは彼の知識欲もあるとして、彼の両親がインドという土地で布教活動をしていたのが大きい
仏教はあくまでもヘッセの知る哲学や思想の一つ、といった感じ
インド旅行も実はインドには行ってない
ヘッセの普遍的な神秘思想は仏教的でありながらも仏教そのものではない
教授も残念ながらヘッセは仏教にあまり詳しくなかったと言った
ヘッセは自身の人間形成に決定的な影響を与えた3つのものを挙げているが
その中に「中国の古代思想の叡智」を入れていても仏教は入れていない

http://www.hermann-hesse.de/j...
ここの
伝記→「インド旅行」と「宗教」で大体知りたいことが知れるだろう

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018 2011/08/30(火) 01:44:11 ID:utyLcq1cxM
専攻が宗教なもので、書かれていないので差し出がましいながらも


>>近代のヨーロッパでの仏教研究は日本よりも進んでいると聞きますが
ヘッセの時代からもあったのでしょうか?
それともヘッセ以降の影響なのでしょうか?

シニカルな物言いで表現しているだけであって
やはりヨーロッパよりは日本の方が圧倒的に仏教研究が盛んです。
ただ、ヨーロッパにおける仏教研究の嚆矢は
19世紀前半までさかのぼることができ、ヘッセ以前から続いているものです。

仏教学や宗教学においても仏教研究の興隆にヘッセの影響があった
というような論調は普通には聞きませんね。

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019 2011/08/30(火) 15:09:50 ID:ybhrCnJgdk
>>17
>>18
ありがとうございます。少し理解できました。
ヘッセはキリスト教→ゾロアスター教→仏教と進んでいったのもわかりました。
作品の流れでいけば車輪の下→デミアン→シッダールタでしょうか。
デミアンは未読なので次回読んでみます。

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