好きな作家ベスト5


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001 2012/09/05(水) 03:21:29 ID:tGTOjDh1zM
5人じゃおさまらないのは重々承知です
そこをあえて、鉄板の5人を挙げてみようという試みです

自分の場合は

安部公房
北杜夫
村上春樹
星新一
稲垣足穂

ベスト10なら10人、ベスト50なら50人挙げられるけど
5人に絞れば現状こんな感じです。

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002 2012/09/05(水) 20:05:33 ID:jWSsNrY.CM
削除(by投稿者)

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003 2012/09/05(水) 21:19:29 ID:BMuIN6x5E2
島村雅彦
恩田陸
恒川光太郎
子母沢寛
城山三郎

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004 2012/09/05(水) 21:21:42 ID:BMuIN6x5E2
あっ、島田雅彦だった
吉村昭の本と並んでたから混ざってしまった

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005 2012/09/05(水) 22:26:08 ID:feiNkqOrKc
今週の好きな作家ベスト5は
ユージュ・・・(自重)

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006 2012/09/05(水) 22:42:30 ID:YQBN2XxBaM
ジョン・アーヴィング
ポール・オースター
スティーブン・キング
ジョナサン・キャロル
倉橋由美子

たったの「5」は確かにキツいね。
勝手にプラス5。

佐藤亜紀
神林長平
サリンジャー
レイモンド・カーヴァー
村上春樹

全然足らない。
あと、500人くらい書きたいw

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007 2012/09/06(木) 07:21:16 ID:syCKOFalqg

夏目漱石
ドストエフスキー
ヘッセ
ボルヘス
魯迅

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008 2012/09/07(金) 01:46:09 ID:CVVWUbtvFc
太宰治
藤沢周平
重松清
乙一

同じ本を飽きずに何度も読み返す私は
4人で済んでしまった・・・

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009 2012/09/07(金) 21:35:42 ID:8w5UY7QWMk
奥田英郎!
貴志佑介!
道尾秀介!
ダニエルキイス!
サイモンシン!!!!!

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010 2012/09/07(金) 21:57:16 ID:zu77XvUI2c
カフカ
カミュ
安部公房
倉橋由美子
フィリップ・K・ディック
ボリス・ヴィアン
ブルーノ・シュルツ

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011 2012/09/07(金) 23:08:16 ID:NDS8fidWHQ
全く読書家じゃないし、読んでもすぐ忘れちゃうけど

リチャード・ブローティガン
フィリップ・K・ディック
太宰治
尾崎翠
円城塔

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012 2012/09/07(金) 23:51:33 ID:fgOEoa.8Ug
もう小説読むのやめたけど

モーム 
サローヤン
吉行淳之介
j・gバラード
ミシェル・ウェルベック

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013 2012/09/08(土) 07:53:33 ID:oFgJ1AgLTM
中島敦
川端康成
安部公房
澁澤龍彦
筒井康隆

澁澤龍彦はエッセイは好きでないが小説は無茶苦茶面白い。

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014 2012/09/08(土) 07:59:26 ID:nO.poclQ46
13が挙げた川端康成、安部公房、筒井康隆 は大好き
澁澤龍彦を読んでみようと思った
中島敦は古いから読めるか自信ない

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015 2012/09/08(土) 23:28:29 ID:m5.SRvPSD2
ポールオースター
村上春樹
中島らも
澁澤龍彦
逸見庸

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016 2012/09/09(日) 01:44:29 ID:y84FJeWnqY
>>14
中島敦は川端と同時代の人だから大丈夫と思いますよ。
親が漢学者の影響で「山月記」等の中国もの多いけど、他国の幻想談も多種多様。
31歳で夭折したから作品もそんなに多くないです。

個人的なお勧めは
「古潭」…古代エジプト、バビロニア等を舞台にした幻想短編連作(「山月記」もこの中の一編)
「南洋通信」…当時日本領だったパラオに赴任した時のエッセイ+短編集
「悟浄出世」…中国(西遊記)もの。個人的に全小説中で最も好きなモノの一つ。
「虎狩り」…在日さんとの交流談。戦前の彼等がどんなんだったかが解る貴重な一篇。

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017 2012/09/09(日) 11:21:54 ID:ixRwufyFo.
ポール・オースター
リチャード・パワーズ
カポーティ
S・キング
K・W・ジーター

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018 2012/09/09(日) 21:33:01 ID:j6/r5Glbok
削除(by投稿者)

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019 2012/09/09(日) 21:35:24 ID:j6/r5Glbok
中島敦「虎狩」
転校したてでクラスに馴染めない小学生の主人公に、クラスで余り相手にされてない「半島人」が近づいてくる。
2人は友人となり、一緒に遊ぶようになる。
だけど主人公は彼の虚言癖、意味の無い虚栄心に今一つ馴染めない。

そうしてる内に彼が帰省する事になり(実家は韓国の富豪らしい)、一緒に来て故郷の「虎狩」を見に来ないかと誘われる。

虎狩はそれは見応えのあるものだったが、主人公が驚いたのは彼の下男に対する態度。
虎に襲われて気絶した下男を、いたわるのではなしに
「無事だったのを口惜しがる」「期待した惨劇の犠牲者にならなかったのを憤っている」態度。
彼等とは血が違うと主人公は思った。

…等々の逸話が、感情を交えず冷徹な目で淡々と描かれている。嫌親問わずお勧めです。

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020 2012/09/10(月) 22:41:02 ID:WEh7VGxp1g
米澤穂信
海棠尊
貴志祐介
伊坂幸太郎
奥田英郎

他の人に比べると軽い感じかな?

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021 2012/09/13(木) 20:02:27 ID:GD5GGzCK4A
澁澤龍彦 
三島由紀夫
江戸川乱歩
ゲーテ
ピエール・ルイス

面白いが一番

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022 2012/09/13(木) 22:20:58 ID:O8aMpshSkA
繰り返し読むのは
ヘッセ
サリンジャー
三島由紀夫
澁澤龍彦
芥川龍之介

やっぱり青春時代に読んだ本が多いかな
意外と澁澤好き多いのね、
今まで友人に薦めても誰一人読まなかったのに

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023 2012/09/15(土) 22:17:24 ID:835BaZaC0Q
澁澤はエッセイとサド邦訳がメインの仕事だからね・・大抵の人が引く。
点数少ない小説群は、何か別人が書いたみたいに面白い。

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024 2012/09/18(火) 02:25:37 ID:U0dLBwK4RY
太宰治
三島由紀夫
ヘミングウェイ
サリンジャー
リチャード・バック

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025 2012/09/18(火) 20:24:53 ID:zaO13bgpyo
夏目漱石
内田百饟
安部公房
小林泰三
サミュエル・ベケット

めっちゃ悩んだ。

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026 2012/09/23(日) 04:59:43 ID:loJIJyArBg
太宰治
イタロ・カルビーノ
ダグラス・クープランド
チャールズ・ブコウスキー
ジョルジュ・バタイユ

(次点)
ジャック・ケルアック、芥川龍之介、坂口安吾

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027 2012/09/23(日) 16:07:34 ID:Nxyr43h2mA
クープランド か。
なつかしいな。

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028 2012/09/24(月) 02:16:27 ID:c1uKy4BFrg
外国人の作家がベスト5に入ってくるってある意味すごいですね

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029 2012/09/24(月) 12:21:53 ID:p.O10iFJYM
バタイユ
ベケット
ブランショ
デュラス
アルトー

スレ画の安部公房ちょうどこの前読んだ。
主人公がとても現代的なキャラに感じたなwおもしろかった。
今はその元になった短編を読んでいる。

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030 2012/09/26(水) 04:06:08 ID:xCjyRxRRsA
町田康
森見登美彦
誉田哲也
重松清
姫野カオルコ

パッと思い浮かんだ順に。でも冊数読んでるのは安部公房と大江健三郎かもしれん
大江は学生のとき原田宗典のコラム読んで読むようになった。でえれー作家って事でw

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031 2012/09/27(木) 19:37:31 ID:3vI2uNdldc
>>27
この中で、一番若い作家である(しかも唯一物故者でない)クープランドを
「なつかしいな」とおっしゃったあなた! 好きです、そういうセンス。

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032 2012/09/27(木) 20:00:32 ID:5I2m2HvEdI
>>31
いや、そこまで深く考えてなかったw
クープランドの翻訳紹介ってもう20年近くされてないし、
日本人の中では、
カルビーノとかブコウスキー、バタイユみたいにはメジャーって感じでもないので、
なんか懐かしいなぁという感じがしてしまっただけで。

>>28
なんでよ?
世界中の作家の数と、国内作家の数の比率を考えても、
また、作品レベルを考えても、
海外作家が入ってくるのは普通だと思うよ。

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033 2012/09/28(金) 00:20:50 ID:wawjXfiijQ
>>31
わたしがクープランドで初めて読んだ作品は2001年刊の『神は日本を憎んでいる(God Hates Japan)』です。
飽和する現代の若者の心を描かせたら、一番ではないかと思っております。

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034 2012/10/01(月) 17:35:21 ID:Zy77CvgCto
>>29
バタイユは、晩年の三島が「一番親近感を抱かせる作家」と言っていた作家ですな。

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035 2012/10/03(水) 14:05:55 ID:cSYJaIi7Qs
三島は短いものを数編しか読んでいないので詳しくはわからないが、
wikiによると自決する前にそのように言っていたようだね。
どこらへんに親近感を感じていたのだろう。もう自決を覚悟していたのなら、

私は死を前にしての歓喜である。

死を前にしての歓喜が私を運び去る。
死を前にしての歓喜が私を突き落とす。
死を前にしての歓喜が私を消滅させる。

という「死を前にした歓喜の実践」の一節あたりだろうか。
バタイユ自身もアルセファル時代に自分を生け贄として殺させる計画を立てたことも
あったようだし、死と法悦に関する何らかの共感があったのかも知れない。

こんな本もあるようだね。
今度三島をまとめて読んでみようかな。

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036 2012/10/03(水) 16:25:33 ID:Ck3P74q8Vk
>>35
わたしも三島は必要にかられて読んだ程度で、何度も読み返すとかはしていません。
『太陽と鉄』というエッセイがあるのですが、肉体と精神のバランスというか両者のスタンスなどを語るようなくだりがあるのですが、その状態というものが文章によって描写されることによって、勢いというか文章に精気が漲る感じが、伝わってくるのです。
この辺りがバタイユが終始携えていた、人間の内在する真相部分をえぐり出すためには、肉体と精神の境界の打破が必要というようなテーマに確かに近いと思います。

画像の本、ググりましたら、原本は英文のようですね。英米文学者のこの両者のチョイスは、なにか興味深いです。

フランス文学が好きなんですね。アルトーは怖い、ってカッコいい怖さっていうか。
「ラジオ番組のための……」なんとかっていう散文。あれはもうぶっ飛びます。

バタイユとアルトーから共通してあるのは、「外見は中身の一番外側」であり、同時に「だれでもみんな糞袋」というものだと思うのですが、いろんなものを超越していると思いました。

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037 2012/10/04(木) 12:47:49 ID:7L2DmfES2Y
>その状態というものが文章によって描写されることによって、
>勢いというか文章に精気が漲る感じが、伝わってくるのです。

「太陽と鉄」は未読だがこの感想を読むと、三島はバタイユの
「基本的に前のめりで切羽詰まった感じ」に親近感を持っていたのかも知れないね。

アルトーは本当に怖いw
ラジオ番組のために作られた「神の裁きと訣別するため」のことだね。
友人が実際のラジオ番組が収録されたカセットテープ付のぺよとる工房版を持っていて、
聴いたことがあるんだが…トラウマ必至だね。灰野敬二レベルの音源だったw
http://opoponax.mo-blog.jp/curiositesphysinomiques/2006/0...

アルトーは絵も怖いw
この本は持っているのだが、自画像とか、まさに糞袋だw

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038 2012/10/05(金) 03:20:07 ID:/fwwc6frm6
(好きな作家ベスト5、仏文カテゴリー)
バタイユ
デリダ
セリーヌ
J=L・ナンシー
アルトー

>>37
そうです、『神の裁きと訣別するため』ってやつです。わたしは、河出文庫版を読んだのですが、筑摩書房のクリティーク叢書という、いろいろいろんな意味でお世話になっている
頭がいたくなるようなシリーズがあるのですが、そこで編者などをやっている鈴木創士という人が
訳しているというのがきっかけでした。
いや、リンク情報ありがとうございます。これ凄いですね。音ファイルはまだちゃんと聞いてませんが、これちょっとビビるなー。
ペヨトル工房って知ってますよ! うちに『夜想』っていうテーマ雑誌が20冊くらいあります。
聴いたら、ほぼ収益度外視で社長の好きな物を好きなように作っているらしいですな。
いや、あれはホントに、学校では教えてくれないことがたくさんあると思いました。

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