木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
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001 2011/12/08(木) 18:01:13 ID:HUszYcf1F6
今日読了した
とにかく素晴らしい
感動を押さえられない
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002 2011/12/08(木) 18:15:04 ID:8kS8qPbavQ
力道山とじゃ体格的にぜんぜん歯が立たなかったのでは。
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003 2011/12/08(木) 18:34:31 ID:Hn2mm5.P22
引き分けのブックやぶりで
力道山が空手チョップでKOしちゃったんですよね。
木村は、背は高くないけど、筋骨隆々とした実力派の柔道家なのに
空手チョップ?でKOされたって言うのが、いまいち納得し難い。
打撃に対する免疫が全然なかったんかな。
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004 2011/12/08(木) 18:55:12 ID:HUszYcf1F6
>>2 >>3 お二人とも全くの見当違い
あなた方のような人達に是非読んでいただきたい
本当に感動しますよ
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005 2011/12/09(金) 00:12:12 ID:KwEIJWDmfY
006 2011/12/09(金) 05:59:51 ID:9mz9qGHU/g
>>4 見当違いを指摘するのは良いが、どこがどう間違っているんだい?
ただ「読め」では、誰も納得しないよ。
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007 2011/12/09(金) 23:04:38 ID:OkMkfdQ7b2
008 2011/12/09(金) 23:15:05 ID:5zfL8pW1t2
昭和29年12月22日の蔵前国技館、「プロレス日本選手権試合」力道山対木村政彦戦のリングサイド。
試合は力道山が木村の股間に軽く当たった蹴りを「急所攻撃」と判断したか激怒。
空手チョップ、張り手、蹴りで木村を戦闘不能に追い込んでの凄惨な勝利。
「遠くで見ていた人には、あまりにも豪快な、そして近くで見ていた人には、あまりにも無残なこの結末が、
力道山の二度目の右手があがってついたとき、リング下ではもう一つのトラブルが起こりかけていた。
これはほとんどの人が気がついていなかったろう。
木村サイドに"喧嘩空手"で鳴る大山倍達がいた。
大山は拓大で木村の後輩に当たる。同じ格闘技に生きる者として、木村に敬意を表していた。
『そんなバカな判定があるか。これはプロレスじゃない。喧嘩ではないか。喧嘩ならおれが買ってやる』
と、ぱっとオーバーをぬぎ捨て、上着もぬいだ。いまにも躍り上がらん気配に、立ノ海や大坪があわてて羽交締めにして、『よせ、よせ』ととめた。
もし、そのとき、大山が躍り上がり、もし力道山が、『よし、来い』と身構えたとしたら、おそらく別の血がマットの上に散っていただろう。
(中略)
どちらにしても、万余の観衆を、そしてテレビを茶の間で見ている何千万の目を覆わせたに違いない。
プロレスの道も、そこで大きく曲がってしまっていたかもしれないのだ」
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009 2011/12/10(土) 09:38:18 ID:AhxskEMBG.
と書いてたのは、梶原一騎じゃないでしょうね
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010 2011/12/10(土) 17:04:47 ID:jc9drRYZsU
011 2011/12/10(土) 20:56:23 ID:BNofLo0q5w
012 2011/12/10(土) 23:09:22 ID:jc9drRYZsU
013 2011/12/11(日) 11:04:33 ID:9Zo4QocIM.
あの試合はブック破りどころか、ただの詐欺殺人未遂だもんな。
秋山のヌルヌルを数倍卑怯にしたような。
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014 2011/12/13(火) 13:24:38 ID:JctiHR///E
しかしこの試合、木村も武人としての心構えが無かった。
そこを卑劣力道にまんまとつけこまれた。
自業自得、そう呼ばせてもらう。
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015 2011/12/13(火) 14:49:45 ID:ojsqBCUtKo
この本、やたら評判が良いんだよね。
読んでみようか。
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016 2011/12/13(火) 19:50:42 ID:HbQarl6uaI
>>7 20秒過ぎからプロレスじゃなくなってる。
リングシューズで顔面キックはないわ。
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017 2011/12/14(水) 22:57:46 ID:k9Oh7wriZQ
力道山の背後に居るヤクザが怖くて手出しできなかったと思ってたが違うのか?
興味あるけど2730円は高いな。
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018 2011/12/15(木) 02:20:11 ID:8rRln8Rojo
>>17 俺もヤクザが怖くて手出しできなかったと思ってた。
たしかに高い本だから、立ち読みでもするか。
そのうち中古本が出るだろう。
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019 2011/12/15(木) 04:24:57 ID:iCzaHZMLvI
>>3 ガチだったら力道山では勝てない。相撲取りってほかの格闘技出ても打撃も寝技も
からっきし駄目だし。プロレスの途中でプロレスかガチがわからない内に
いいのを顔面に受けて戦闘不能状態になってた。
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020 2011/12/15(木) 19:08:38 ID:O0pTa0a1Hs
力道山は安藤昇さん達=東興業から狙われてたけどね。
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021 2011/12/15(木) 21:46:02 ID:/B7wRQO5m.
022 2011/12/15(木) 21:49:04 ID:Ia9XpJtjQo
>>19 競技と喧嘩は根本的に違うのな
喧嘩じゃどこまで非情になれるかが重要
プロレスなら猪木と佐山が怖いってよく言われる
猪木は仕掛けられれば目玉をくり抜きかねないことをするし
佐山は笑いながら人の腕を折れるから
これは技術じゃなく資質
それと昭和の柔道アスリートは意識に歯止めがかかるから無理だよ
八百長を呑んだ人物でも出身が道の世界で精神性重視だからこそ非情になれず
スマートに正々堂々綺麗に勝つことを無意識にでも意識してしまうんだよ
柔道自体が防御の発想だし
一方の力道山は何だかんだで北朝鮮出身のマイノリティーなのに
日本の大相撲で短期で関脇まで上り詰めたアスリート
相撲のほうが普段から掌底や喉輪なんかを受け続けているから
防御技術はなくても打撃耐性が高い
相撲に道はあるのかどうかだが、力道山の元々の出は韓国相撲のシルム
日本のような道=倫理や精神性に薄い強弱の世界、この点で非情になれる
それと体格差
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023 2011/12/16(金) 13:27:54 ID:FCNnmtZS/g
現代の相撲を見て、その力量を判断してはいけないよね。
「昔の相撲は怖かった」なんて言うつもりはないけど。
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024 2011/12/16(金) 18:35:59 ID:KTKP8W9eJA
025 2011/12/16(金) 22:35:28 ID:3ijbNtojas:DoCoMo
この本TSUTAYAには置いてないって本当?
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026 2011/12/17(土) 07:04:16 ID:2VbPoKIzTc
027 2011/12/17(土) 22:53:26 ID:M7FVt2Vm96
028 2011/12/20(火) 00:25:16 ID:5mzZWtQoWo
>この本TSUTAYAには置いてないって本当?
一部では本当。驚くくらいに置いてない。
他がたっぷり平積みなのに、在庫切れだそうな。
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029 2011/12/20(火) 12:36:54 ID:LG7n9RSd8c:DoCoMo
紀伊國屋では平積みで普通にあったよ
出版されてからかなりたつけど、まだ売れてるみたい
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030 2011/12/21(水) 22:44:12 ID:ogVuqpC/Zc
031 2011/12/22(木) 02:00:20 ID:Zs82ZfqOa.
「わが柔道」か。
心に残っているのは、幼少期に悪戯をした木村先生が「このバカヅラめ!」と先生にブン殴られた話だ。
あと現役時代、先輩の味噌汁に松の葉っぱとウンチを入れて飲ませた蛮行w
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032 2011/12/23(金) 22:09:37 ID:wQBK7xxjr.:DoCoMo
年末年始の暇つぶしように買ってきた。今、プロローグだけ読んだけど、
スポーツノンフィクションというより思想・哲学書の雰囲気がする
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033 2011/12/29(木) 00:52:57 ID:wvp1DazoT6
034 2011/12/29(木) 11:07:21 ID:agUyJvgJvc
本屋さんで見たけど、えらいでかい本だったので
手に持つのが疲れそうで買いませんでした。
木村は170センチ85キロで
スレ画は18歳の時の写真らしいです。
全盛期の20代の頃には、超人ハルクみたいな
ロボットみたいな体型になってました。
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035 2012/01/04(水) 15:05:33 ID:rnkWdKyvy2
2段組でかなりの厚さだけど、一気に読めた。めちゃくちゃ面白かった。
著者は柔道側の視点で描いてるけど、木村政彦の武人としての気の緩みにも問題があったと、後半で悩みながら指摘してる。
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036 2012/01/07(土) 16:22:51 ID:ZYPo1tci5M
私も本の厚みにビビってどうしようか迷ってたんだけど
そんなに面白いなら買ってみようかな
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037 2012/01/09(月) 15:56:56 ID:BI2QuFBxgs
俺は高専柔道の章で少し飽きて1週間ほど放置中。飛ばして面白そうなところだけ読もうかなあ
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038 2012/01/09(月) 17:23:42 ID:96VY56iEtU
ざっと立ち読みして来た。おおよそ既知の内容だったけど、突然セメントで向かって来た
力道山に、もし木村が本気だしても勝てるコンディションじゃなかったというくだりは哀しかった。
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039 2012/01/17(火) 00:25:51 ID:7wgRQfKT22
おおおおお。
わが敬愛する増田さんの著作じゃないですか。
飲んだことあるけど、めっちゃ面白い人だったよ。
バリバリの名古屋弁で笑える下ネタ語られたのが忘れられない。
(もちろん文章も大いに魅せますが!)
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040 2012/01/17(火) 06:41:34 ID:YKhqk2QDwM
>>38 SARO先輩、久しぶりの書き込みじゃないですか。そっか、SARO先輩はライターだから増田さん
とも面識あるんですね。熱い人って文体ですよね。
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041 2012/01/17(火) 14:13:54 ID:R7F0DsvnTU
サロさんは編集だったはず。
ライターじゃなくて。
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042 2012/01/19(木) 00:57:10 ID:TS9Y0ZAs26
>>40&41
出版社勤務(編集)→フリーライター→出版社勤務(編集)
です。
少し飛ぶけど、「七帝柔道」って増田さんに聞くまで存在も知らなかったけど
独特の世界観で奇妙に面白いね。
ロバート・ホワイティングが野球史の黎明を書いてて、それと似たような臭い。
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043 2012/01/21(土) 02:14:41 ID:4.hzZ.a72I:DoCoMo
この本、新潮社の中瀬ゆかりも大絶賛してた。テレビで興奮しながら紹介してたよ。
気にはなってた。
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044 2012/01/21(土) 16:08:12 ID:2xtey8vh5A:SoftBank
銀座でクラブを経営してたアメリカ人がりきどうざんの日常的な暴力を証言してたな
キンタマ蹴りいれちまったとは言えガチボコりとは哀れだなキム
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045 2012/01/22(日) 12:55:27 ID:jnBwUsg1rY
SARO先生もほめてるし、一度読んでみるかな。
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046 2012/01/25(水) 21:38:19 ID:8TZpcV3kXw
木村氏が居なければグレイシー柔術も興らなかった
創始者エリオが言った言葉
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047 2012/01/26(木) 20:54:53 ID:1NiiF6B/02
キムラロックという言葉が残っているところが凄い
単なる力道山の引き立て役だと思っていた自分の無知を恥じる
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048 2012/01/27(金) 16:36:02 ID:IDWlr4TciQ
人間わずかな選択のミスが、一生を左右するという好例
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049 2012/01/27(金) 19:52:39 ID:fksQdCIqDM:DoCoMo
まだ読み始めたばかりだけど、正にリアル男塾だね
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050 2012/01/28(土) 22:33:01 ID:.kzWC7fjNg
やはり、恩師牛島翁無くして木村さんは無かったな
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051 2012/01/29(日) 09:05:37 ID:NBiH7TAhn6
牛島さんがここまで凄い方だったとは知らなかった
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052 2012/01/31(火) 21:26:26 ID:jNWxu0ReUQ
この本を読んだ勢いで今「大山倍達正伝」を読んでいるんだが全然違うな
筆者のレベルの差ではなく大山倍達の虚飾にまみれた人間性と木村との差なんだろう
時代背景を知りたいために読み続けるつもりだ
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053 2012/02/01(水) 19:02:51 ID:mSH9TZbNas
大山倍達もへたれのインチキだったんだな、なんかがっかりだわ
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054 2012/02/02(木) 00:18:41 ID:kLVJcuZhOs
大山倍達か・・・
人間誰しも欠点はある。空手という特殊な組織の長となれば、マトモじゃやれん。
だがあの人の最大の罪は、弟子をカスかゴミか財布のごとく扱った事だ。
それ致命的。一発で人から嫌われる。
他の欠点は愛嬌で許される事も、それだけはダメ。
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055 2012/02/02(木) 03:23:24 ID:hpLibd2jZA
大山倍達って、「人間革命」の著者だっけ?
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056 2012/02/03(金) 00:22:09 ID:IjpfWNyu6o:DoCoMo
ガチでやったら猪木・大山・木村政彦、誰が一番 強いの?
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057 2012/02/03(金) 12:47:30 ID:W../Sh7NOg
058 2012/02/03(金) 18:29:14 ID:sZSTQuqPeA
059 2012/02/04(土) 00:03:42 ID:6ski4XNpDk
>>57 前田さんが青春番長みたいな名前になってるぞ。
某極真系の空手家取材したときに
「倍達見てて凄いと思ったのは正拳だけ」つってた。
本当かどうかは知らん。
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060 2012/02/15(水) 23:57:20 ID:wxvkaUmNbQ:DoCoMo
061 2012/05/22(火) 17:15:01 ID:wDkmpY36jU
うんこ味噌汁とか犬のステーキとかの行を読むと、木村も朝鮮人じゃないのかと思う
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062 2012/05/22(火) 18:06:06 ID:WpCG5Qyf1o
063 2012/05/23(水) 01:00:01 ID:ipql/9ESO.
『秘伝』でやってる(やってた?)七帝柔道の連載も面白かったよ。
あれって書籍化されてないのかね?
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064 2012/05/26(土) 20:25:12 ID:9XxHJIgC9U
この試合の花束嬢が松島トモ子(当時9歳)だったそうな。
本当は松島トモ子が力道山に花束を渡すはずだったが、もう一方の男の子が
どうしても木村じゃなく、力道山に花束を渡したいと言って泣きはじめたので
松島に替わって力道山に花束を渡し、松島トモ子は木村に花束を渡した。
その後、「トモ子ちゃん、何で花束を俺にくれなかったの?」と力道山に
会うたびに言われたって。
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065 2012/06/11(月) 02:28:48 ID:7zg/HWubIM:DoCoMo
この本さりげなくフィクション混ぜてるよね
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066 2012/06/11(月) 17:19:49 ID:Y7vYswilss
067 2012/06/16(土) 09:19:34 ID:IygaxDBYxU
068 2012/06/16(土) 16:48:24 ID:/vyMhbvKRQ
069 2012/06/21(木) 13:30:55 ID:dFSY04FBIc
その後どういう生涯を送ったか。
今現在、評価されているのはどちらか。
明暗はっきりしたね。
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070 2012/06/23(土) 20:02:20 ID:8SLSGe5t.c
「なぜ力道山を殺さなかったのか」
答えは猪瀬直樹の著作の中にある。木村本人としては「殺したつもり」だったわけだ。
猪瀬とのインタビューを以下引用。
_____________________
誇り高き武道家
「あいつは卑怯な男ですよ」
と木村は言った。
「だから、殺したんだ」
しかし、彼はあなたに殺されたのではなくヤクザに刺されて死んだんですよ。
「いや。殺した」
どうやって?
「ここですよ」
と木村は額を指した。僕は意味がわからなかった。
「ここに”殺”と書いたんです」
書く?ああ、イメージで前頭葉のあたりに字を描いたわけですね。
「そうだ」
そんなことしたって人は死にません。
「いや、死ぬんだ」
念力ですか。納得いきませんね。
「信用しないのなら、あんたについても”殺”を書こうか」
しばらく気まずい沈黙が続いた。
木村は眼を閉じ昔話をはじめた。
「柔道の選手権の前夜、座禅を組んだ。何時間も、ずっとだ。
すると額のところに”勝”という字が浮かんできて黄金色に輝きはじめる」
試合の前は、いつもそうなさるのですか。
「”勝”が出て来ないときには、日本刀を腹にあて、切っ先を腹に食い込ませる」
痛いですね。
「痛くない。そのままじっと待つ。すると”勝”が出てきたときもある」
木村は誇り高き勝負師だった。たった一度の過ちが彼の後半生を台無しに
したはずだが、世間が何をどういおうと、力道山を自分で始末したのである。
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071 2012/06/24(日) 00:24:57 ID:9CghjbtBJA
>>70 木村先生は、「俺は力道山を殺してやったんだぜ!」と信じたかったんだろな。
なんだか悲しい話だな。
やっぱ、ショービジネスに関わるもんじゃないね。
特にプロレスみたいな世界はな。
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072 2012/06/27(水) 23:30:41 ID:CP.mqST/6o
今日たまたま本屋でこの本を見た。
もう18刷なんだね。
儲かっただろうな、どういう印税契約か知らないけど。
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