美しい日本語で読み易い文章を書く作家/推薦作品


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001 2011/09/19(月) 21:08:10 ID:38MIFRvGIg
素晴らしい国語教師のような作家と、教材に相応しい作品を推薦して
明和水産を訪れる人々の国語力を高め、素敵な掲示板を作り上げましょう。

(美しく読み易い文章を投稿してください。)

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002 2011/09/19(月) 21:13:26 ID:VLr..TK0xI
「奥様、奥様のほう では、少しもご存知のない男から、突然、このような不躾な手紙を差し上げます罪を、 幾重にもお許し下さいませ」

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003 2011/09/19(月) 21:17:19 ID:bFEy6qGdok
素晴らしい国語教師のような作家と、教材に相応しい作品を推薦して
明和水産を訪れる人々の国語力を高め、素敵な掲示板を作り上げましょう。

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004 2011/09/19(月) 21:24:19 ID:ENZqbP9aIw
これ読んで学生時代を過ごした街で
原作の果物屋と文具店に行ったなぁ

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005 2011/09/19(月) 21:40:57 ID:tgKfaeBF82
マン、コマン、コクッサー

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006 2011/09/20(火) 00:00:26 ID:Jz4av9klQg
「美しい」と「読み易い」は別問題では?
新聞記事のような誤解のない文章が美しいかは別問題。

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007 2011/09/20(火) 01:49:32 ID:4ajY6Fs1k.
坂口安吾の「桜の森の満開の下」なんかどうだろう?

“桜の林の花の下に人の姿がなければ怖しいばかりです。”

“女は苦笑しました。
男は苦笑というものを始めて見ました。そんな意地の悪い笑いを彼は今まで知らなかったのでした。
そしてそれを彼は「意地の悪い」という風には判断せずに、刀で斬っても斬れないように、と判断しました。”

ただ、他の安吾作品はあまり好きじゃなくて、たいして読んでないので、この作品限定の推薦だけど。

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008 2011/09/20(火) 02:33:32 ID:FgsgiFq4Xo
泉花鏡。

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009 2011/09/20(火) 04:11:26 ID:7rdEqVkCgs
武者小路実篤かな。
読んだことないけど…

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010 2011/09/20(火) 06:31:06 ID:CbA279td22
読書家ではない俺ですが
堀口大學訳の「人間の土地」サンテグジュペリ
なんと美しい詩のような文体だと思った。

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011 2011/09/20(火) 13:00:35 ID:kJfCrCTIIA
>>6
美しく読み易い文章って書いてあるだろ?

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012 2011/09/21(水) 17:45:24 ID:KWWhs7SoA.
叩かれるの承知で村上春樹。後、開高健。

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013 2011/09/23(金) 14:22:12 ID:aOzaJccSx6
私も村上春樹に一票

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014 2011/09/23(金) 23:33:48 ID:S9dWJZwDpc
マジレスすると星新一

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015 2011/09/24(土) 23:03:57 ID:nNhwWWDLV6
池波正太郎かな。

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016 2011/09/25(日) 12:10:48 ID:eE.LJKsReU
チャンドラーやロス・マクドナルドだって負けちゃいない。

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017 2011/09/26(月) 11:09:54 ID:qOXwSipwj2
村上春樹かな。

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018 2011/09/27(火) 06:18:04 ID:rIHGUGnGFY
>>1のような価値観で日本人は国語の時間を情緒の時間にしてしまった。
国際的な発言力が身につかなかった理由のひとつである。

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019 2011/09/29(木) 23:54:52 ID:Cc.mtTDLaA
国語と語学は違う。国語と国学も違う。
国学と語学も違う。同じところがない。

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020 2011/10/01(土) 22:37:45 ID:SPYhyElfD2
幸田文だな

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021 2011/10/01(土) 23:15:40 ID:ngNLLakOIQ
スレ主の意図は、作家/推薦作品/例文だと思うけど、あまり具体的なサンプルを出す人がいないね。

まあ、ともあれ、岡本綺堂を推薦したい。
けど、オレは文学的素養に欠けているので、なぜこのような平易な文なのに深い読みごたえを感じるのか、
文学的論評を加えることができない。
(稚拙な個人的な意見だと、まるでテンポよい講談を聞いているような心地よさとでもいうべきだろうか)

だから、ここに同業の小説家が褒め称えた綺堂の一文をピックアップしておこう。

「西瓜」より、都築道夫が、「きびきびとした武士の動作が、目に見えるような文章」と褒めた一文
“然らば試みに割ってみようというので、彼は刀の小柄を突き立ててきりきりと引きまわすと、
西瓜は真っ紅な口をあいて、一匹の青い蛙を吐き出した。”

次に浅田次郎が取り上げた、「半七捕物帳」の第一話「お文の魂」から。
“笑いながら店先へ腰を掛けたのは四十二三の痩せぎすの男で、縞の着物に縞の羽織を着て、
だれの眼にも生地の堅気とみえる町人風であった”

これをもって浅田次郎はこういっている。
「岡本綺堂の筆は冴える。「縞の着物に縞の羽織」というのは、相当な粋人の身なりであろう。半七はおしゃれなのである。
だからつづいて「生地の堅気」と言い添える。外見は派手好みだが決して遊び人ではないよ、という意味である。
この「生地の堅気」の一言はうまい。さらに、四十二、三といえば当時は初老とも思える壮年で、
世の中の酸い甘いをわかっている年齢の男が、余裕綽々と笑いながら店先に腰を掛ける。
このたった一行半のプロフィールを描くために、下手な作家なら一枚を費やすであろう。
主人公登場の手本のような文章である。」

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022 2011/10/02(日) 06:37:31 ID:ZKb.XsVJ/Q

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