金田一耕助は名探偵なのか?
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001 2011/05/03(火) 23:04:43 ID:B2YYZvaxO.
「金田一耕助」と言う名前を聞いたことがあるだけ。
八つ墓村も犬神家もパロディ等で題名は知っていましたが、まさか金田一シリーズだなんて。
そんな何も知らなかった私が金田一シリーズを読んでおります。
「八つ墓村」「犬神家の一族」「獄門島」「本陣殺人事件」「悪魔の手鞠歌」
有名どころはすべて読み終えました。
さすが知名度が高いだけあって面白いなと思いました。
知名度の低いであろう「三つ首塔」を読んだときのことです。
ただただストーリーが進むだけで金田一関係なくないかと…。
そこで気づいてしまったのですが、名探偵と言われる金田一耕助ですが、
事件を解決しているのはすべて事件後。「私はあの時あなたを犯人だと気づいていた〜」
のような台詞が多く、結局は多くの犠牲者をだし犯人が死んだ後解決しており
本当の名探偵ならそこにいたるまでに解決しているだろうと思います。
こんなこといったら小説は成り立たないのですが、本当に名探偵なのでしょうか?
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002 2011/05/03(火) 23:48:39 ID:HnPGrHK2xA
>>1 違うでしょうねぇ。
彼は名探偵では有りません。
ただ単に事件を防いでくれ、と言う依頼人の言う事を
大きく無視して分かっているならば止めればいいものを
面白がり事件を起こさせて、勝手な推理を振舞う。
これのどこが名探偵なのでしょう?
所詮は個性重視のキャラクターでしか有りません。
小説なんてそんなものです。
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003 2011/05/04(水) 00:05:50 ID:m02cVo5LCY
それを言ったら古今東西の推理小説九割方成り立たないし
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004 2011/05/04(水) 12:00:21 ID:qYW2FzWFUU
>>3 本当の名小説だったら”変な探偵だな”とは感じませんよ。
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005 2011/05/04(水) 16:52:40 ID:TzAidb45fE
006 2011/05/04(水) 22:28:33 ID:2kikOA.3xA
手もとの国語辞書編纂者とかの名前を見てみろ
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007 2011/05/05(木) 06:56:23 ID:yaoyE8yCec
犯人がその後ものうのうとしてるより、
犯行がバレて捕まったり自殺した方がいいんじゃないですか?
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008 2011/05/05(木) 20:01:02 ID:eVWPw6NT.g
普通の探偵なら、事件を未然に防いで
犯人をいち早く見つけるのが仕事だと思う。
しかし、「名探偵」は違う!
出来るだけ複雑な状況を作り出し、
トリッキーで残酷な犯罪を犯人に行わせる。
犯人側のターンが全て終わり、事件関係者が
絶望のふちに沈むときに、真相を明らかにし
事件を収束させるのが、名探偵の役割。
複雑怪奇な事件は、ある種、犯人と名探偵の共同作業。
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009 2011/05/06(金) 02:09:35 ID:kU5DeYAkVM
事件を未然に防ぐ探偵なんかいるわけないじゃん。
どこから報酬もらうんだよw
馬鹿かw
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010 2011/05/06(金) 02:14:26 ID:bxi.EX05zY
依頼を受けて、若しくは偶々事件に介入して
二番目、三番目の事件を未然に防ぐって意味だよ。
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011 2011/05/06(金) 17:52:37 ID:W4W.U2/B2U:au
012 2011/05/06(金) 18:53:50 ID:XcO6JmGZ/g
013 2011/05/07(土) 22:23:28 ID:l5B4iBOvQ2
普通の探偵なら、いつもは浮気調査とか家出調査しか仕事が無いので
いきなり殺人事件に巻き込まれても戸惑ってしまう。
「初めてのことですから・・・」「刑事さんは何でもできるドラえもんみたいだなぁ・・・」とか言って早々にお茶を濁すのが関の山。
そんな中、ちゃんと犯人を割り出すだけでも優秀な「名」探偵と言えます。
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014 2011/05/07(土) 23:07:01 ID:l5B4iBOvQ2
探偵の仕事とは、浮気の証拠を挙げることであって、浮気を未然に防ぐことではない。
殺人事件もまた然り。
by金田一
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015 2011/05/08(日) 21:45:19 ID:Xv1IZCnaN2
>>14 なるほどと思いましたが、依頼者は殺人事件を止めてくれと依頼してるんですよね。
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016 2011/05/15(日) 21:35:38 ID:sJXqPS.zPM:au
ぎりぎりで最後の犠牲を防いだのなら何度もあったろ。
読みやすいんだからもっと読めや。
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017 2011/05/15(日) 21:53:31 ID:yjFur13WKU
一旦絶版になってから、新しく文庫化されてないのが多いですね。
>>1の画像もそうだけど、むかしのやつは
表紙のイラストが味があって良かったな。
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018 2011/05/17(火) 19:29:38 ID:AJ2Ep1q8Tg
調べてみたら、「探偵防御率」って言葉があるんですね。
金田一は、主要な事件では、かなり防御率が悪いですが
(どうしても、連続殺人が多いため)、全77作品で
考えると、意外に高い防御率を誇るそうです。
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019 2011/05/21(土) 00:56:12 ID:uUTbpD9mnM
金田一シリーズはグロいだけ 中身は全くナイ
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020 2011/05/22(日) 09:58:34 ID:zYzIPacwuk
何ていうか、金田一モノは猟奇的な事件とは裏腹に、登場人物達の精神が健全で何か好き。
今読むと、事件そのものより何気ない会話につい読み入ってしまう。
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021 2011/06/11(土) 20:54:58 ID:naoFeV5HGU
>>17 杉本画伯、新作見たいね。
ただ多くの表紙でネタバレやってるのが何とも。
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022 2011/06/12(日) 09:02:30 ID:kW/XGnbPOg
探偵小説や刑事小説の主人公が狂言回し的な役割であることは
よくあるんじゃないでしょうか。
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023 2011/06/12(日) 10:46:51 ID:hUKa8F6Yas
内容は忘れたが昔「金田一さん、あなたの推理は間違いだらけ」って
いう検証本があったな
各作品を検証したうえで本当の犯人を指摘してた
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024 2011/06/17(金) 07:59:22 ID:uMNz5L.UWQ
>>23 本陣殺人事件は他に犯人がいて、自分の足跡をたどって後歩きで
逃げたってヤツね。
その推理もどうかと・・・
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025 2011/06/17(金) 19:21:06 ID:o1L64l4u9o
まあこんなもの面白がるのはせいぜい高校生まで。
大学生以上で面白がってるのはマジキチ。
藤子不二雄のSF短編集みたいなもん。
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026 2011/06/18(土) 00:05:55 ID:tKeyWq8zxo
自分は小学生の頃熱中して、中高は↑のような感想w
社会人になってたまたま読んだらまたハマった。
子供の頃と大人になってからと「面白い」と思う部分が全然違う。
まぁこれは小説全般に言える事だが。
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027 2011/08/11(木) 02:05:26 ID:RZVl.tGoy2
そもそも名探偵自体小説や漫画だけの存在なのに・・
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028 2011/08/11(木) 20:16:30 ID:RW7Z6dE.Jg
029 2011/08/13(土) 02:10:36 ID:BXJGuGxsZM
当時は角川映画につられて読んでる奴大勢いたけどな。
小遣い少ないので読み終わったら交換し合ったり。
高木彬光とか森村誠一とか持ってる奴もいた。(人気なかったけど。)
…っていうか今の小学生ってそこまでレベル低いのか?
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030 2011/08/13(土) 09:47:35 ID:bj1SWqoe16
ポプラ社の少年探偵シリーズを読みこなせるのが
標準よりやや読書好きの小学生でしょう。
大人向けの横溝正史を読んでる子供なんて
自分の周りにはいなかった様な気がする。
っていうか、挿絵なしの小説を読むのは
考えられなかったな。
関係ないけど、調べてみたら
横溝正史のジュブナイルものもあったんですね。
それ読んでみたいな。
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031 2011/08/17(水) 07:54:51 ID:ubtQrXN1Zg
>>29 嘘をつくな。小学生でそんな話は無い。
せいぜい中学生だろう。
・・・あ、昭和とかは知らないッスw
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032 2011/08/17(水) 11:43:32 ID:hqGztg5sfo
いわゆる名探偵というキャラは、
事件を解決してくれる優秀な人ではなく、
ストーリーテラーみたいなものだと考えればよろし。
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033 2011/08/21(日) 03:35:32 ID:tMt3bcOcSc
>>31 角川映画って事は昭和の小学生。
低学年→ポプラ社の江戸川乱歩
高学年→角川文庫の横溝
ってのが当時の王道パターンだったよ。
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034 2011/08/21(日) 11:36:23 ID:olC0sqmkUg
小学生では読めない漢字、小学生では理解できない風俗・風習もあったように思うけどな。
それを中学生に至るまでには読みこなして、ゴミのようなものだと断じて達観してたわけだから、
まちがいな、あんたは神童だよw
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035 2011/08/21(日) 14:34:24 ID:tMt3bcOcSc
これで神童なら昭和の小学生どんだけ神童いんだよw
頼むわ・・。
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036 2011/08/22(月) 18:56:21 ID:S/1e/O1kpc
小学校の図書館に
角川文庫はなかったよ。
公立図書館で借りたり、本屋で買ったり
兄貴から譲り受けたりして読むのかな。
そう言えば、うちの弟は自分が読み終わった
「アルスラーン戦記」を小5の頃に読んでたな。
なかなか賢い奴だなと思ってたけど
やっぱ、大人向け横溝は無理なんじゃないかな。
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037 2011/10/08(土) 10:40:13 ID:OnnBpTDBXc
小遣いやりくりして買ってたな・・。
昔は新刊の文庫本が高くても300円台。
小5の時、本好き仲間で面白かった乱歩ものを交換する話になって
いざ持ってきてみたら、他の奴ははみな角川文庫で自分だけポプラ社だった。
タイトル一緒なのでそれまで気づかんかったわ。
あれはいまだトラウマ。
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038 2011/10/18(火) 22:07:17 ID:4Xa5X6Y.PU
当時自分も小学生だったけど姉の影響もあり 獄門島とかの角川単行本読んでいたよ
当時は映画化もよくされていたからね
自分の小学校は怪人二十面そうの分厚い本とかが 図書室でも人気だった
あとは小話全集とかwww・・・貸し出しで順番待ち
家でも当たり前に少年少女文学全集とかあって 「路傍の石」とか「真実一路」とか普通に高学年では呼んでいたけど?
本好きの割りに文章能力はないけど今でも小説は暇なときに読むかな?
読み出したら何冊も買って読むけど 読まないときはかなりの期間読まなくなったわ・・・
時代ですかねぇ?
そんな自分は今年40歳
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039 2011/10/19(水) 23:27:43 ID:EHIloWT7/Y
「夜歩く」を小学生の時に読んだ時は
首なし死体やその入れ代わりに唖然としたとか、後半は金田一が出てきてワクワクしたとか
そんな感じ。
今読むと、「番頭に乗っ取られた旧家」という設定に読み入ってしまう。
子供の頃は、単に仲悪い夫婦くらいにしか仙石鉄之進とお柳様を認識してなかったけど。
こんな舞台構造、今時の若手作家には思いつかないだろうし、思いついても描き切れないだろうぁ…って感じ。
俗っぽい言い方かもしれんけど、ホントに人間が描けてる。
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