芥川龍之介 「歯車」


▼ページ最下部
001 2011/01/31(月) 21:25:20 ID:GbRAYaJDRQ
「僕」と語る主人公がレエン・コオトを着た幽霊の話を耳にする。特に気にしないでいたものの、
その後事あるごとにレエン・コオトが現れ、「僕」を悩ませる。
後になって、このレエン・コオトは義兄・西川豊が轢死したとき身に着けていたことを知る。
僕」は表面上はごく自然に振る舞っているが、奇妙な暗示と符合はレエン・コオトのみに留まらず、
赤光、黄色いタクシー、黒と白、もぐらもち、翼、火事、復讐の神などが繰り返し現れる。
やがて視界には半透明の歯車が回りだし、その数を増し、あとから激しい頭痛に襲われる。
「僕」がそれらの不可解な暗示を恐れ、心理的な迷路の中でさまよい、もがき苦しむ様子が淡々とした語り口で描かれている。

返信する

002 2011/01/31(月) 23:02:23 ID:A5kpqTK5JQ
2イラネ

返信する

003 2011/01/31(月) 23:45:22 ID:tVxiNz5XcQ
>>1
描写が細かくて、思わず惹きつけられるよね。
ただ何を言いたかった作品だったのか思い出せない、発狂の予感を暗示した作品だったような気がする。

返信する

004 2011/01/31(月) 23:51:12 ID:kPw5BBrhIE
心身共に衰弱してる時に外出したり人と会ったりするのはよろしくない。
でも私小説の歯車はそんなことから出来上がった話だけど。

芥川もちゃんと休養して治療してたら、再び何らかの人生があったはず。
愛妻の文ちゃんや子供たちを置いてきぼりにしやがって…

でも実際に経済苦もあったらしいね。

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:13 KB 有効レス数:24 削除レス数:0





本掲示板に戻る 全部 次100 最新50

スレッドタイトル:芥川龍之介 「歯車」

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)