ビブリア古書堂の事件手帖
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060 2012/12/14(金) 11:16:48 ID:N/86wd2Rns
1巻読んだ。
典型的な安楽椅子探偵モノだけど、栞子の洞察力に関する根拠が無くてそこは微妙。
典型的コミュ障で本の虫である栞子が現実世界の感情や人間関係の機微を察するのは違和感がある。
プロローグ+4話+エピローグから構成されていて、1〜3話は独立していながら、
最終(そして栞子自身が主題となる)4話に繋がっていくのは構成として順当ながら安心出来る作り。
弱弱しい巨乳文学美女という男の琴線触れまくりのキャラ造形があざとい感じが強い。
各話の謎解きに関しては、ミステリーとしてはヒントが多すぎて逆に萎える。
ああ、これもヒントだな。これもだな。と気がそれてしまう。
もっとさりげなく埋め込む配慮は出来ないものかとも思ったが、
たぶんこれはミステリーとして謎解きを読者に挑戦する類の本ではなく、
ミステリーの様相を作りながらも全体の雰囲気(つまり爽やかな読後感)を狙った作品なのだろう。
そういう意味で
>>37に同意する。
そして剛力には全然合わない事を確認した。
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